こんにちは、田淵ロルです。
サーフィンはとても楽しいスポーツなのですが、
未経験者が入門を躊躇するレベルで
ローカル問題は深刻です。
オリンピック種目となった今尚根強く残る問題です。
ただ、ローカル問題を考える時、
個人の個性部分が見落とされがちなので、
私からの提案として
一つの目撃例を挙げたいと思います。
「あるサーフポイントで波の優先権を巡った口論が発生しました。
ローカルの中心人物がビジター中級者の前乗りをしたのです。
ビジター中級者は、ポジション的優先権を主張しましたが、
ローカルは、地元民優先を主張をしました。
険悪なムードの中で、
そのビジターはローカルの罵声を無視して波取りを続け、
ローカルも前乗りを繰り返しました。
この日は良い波でしたが数が少なく、
人数と波数が釣り合っていないため、
他の人にとってもストレスの貯まる一日でした」
さて、実はこの時、
エキサイトしてる二人以外は
あまり波に乗れていませんでした。
ローカルの中にも序列があるので、
上手い若手は年配ローカルに遠慮しています。
ローカルの若手よりも、主張の強いビジターのほうが
数多く波に乗っていました。
ローカルといえば、声が大きく主張の強い人が目立ちますが、
目立たないローカルも存在します。
彼らは遠慮がちな波取りをしているので、
主張の強いビジターのほうが沢山波に乗っていることもあります。
もちろん、遠慮がちなビジターは沢山います。
つまり、
「主張の強い人」対「遠慮がちな人」
という構図でみたほうがわかりやすい場面もあるのです。
ローカル側にもビジター側にも
個性があるので一括りにはできません。
どちらにも様々な人がいますが、
目立つのはやはり、主張の強い人です。
日常生活でも同じことが言えると思います。
「どんな立場の人か?」も大切ですが、
「どんな個性の人か?」はもっと大切です。
田淵ロル
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